世界自然遺産・屋久島の自然や生態系を保護するため、縄文杉などを訪れる観光客を制限する条例案を審議していた鹿児島県屋久島町議会は21日、特別委員会を開き、条例案を全会一致で否決した。

 特別委は議長を除く全議員が委員のため、23日の本会議でも否決は確実。

 条例案は町執行部が提出し(1)縄文杉に向かう「大株歩道」周辺の森(2)同島北西部にある永田浜のウミガメ(3)西部地域の生態系と歴史的資源―を特に保護が必要な自然観光資源と指定。立ち入りは事前に町長の承認を受けた人だけに制限するとしていた。承認には手数料1人400円が必要だった。

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